就職者のプロフィール
- 年齢:26歳
- 学歴:大学中退
- 受けた際の住所:北海道札幌市
- 就職前のアルバイト:店頭作業員(スーパー)
- 転職後の職業:接客販売員(ホームセンター)
- 年収:1,350,000円→2,560,000円
- 使った媒体:ハローワーク、アルキタ紹介、indeed
フリーターになった理由
大学時代に継ぐ予定だった家業の飲食店が廃業し、経済的な理由から大学の退学も余儀なくされ就職活動をすることになりました。
当時(2012年頃)就職氷河期真っただ中で、東日本大震災の影響で景気も良いとは言えなかったのでなかなか正社員の職がなく、自分も学歴がなかったので正社員としては働けません。
しかし経済的に余裕がなかったのでとりあえずフリーターとしてパートやアルバイトで食いつなぎ、その後もずるずるとアルバイトとして働くことになりました。
就職しようと思ったきっかけ
景気が徐々に向上してきて、有効求人倍率も上がってきてフリーターとして働いていた時のスキルも十分正社員として通用するレベルになったからです。
また年齢的にも若い方が就職には圧倒的に有利なので、キャリアアップするのであればなるべく早い方がいいと考えたためです。
パートで長く働いていても昇格するようなこともなく、給料アップも微々たるものだったので23歳のころ一念発起して正社員を目指して就職することを目指しました。
フリーター就職活動体験談
就職活動を始めてみると求人が多くても優良企業は少なく、人手不足ですぐにでも来てほしいという企業には人手不足になるそれなりの理由があることが多かったです。
パワハラが横行していたり、あまりに激務だったり実際の求人票の条件と実際の雇用契約書の内容があまりに違ったりすることもありました。
私はパートを続けながらの就職活動だったので、休日を利用して面接に出向いたり深夜まで提出書類を作ったり勉強することもあったので正直肉体的にはちょっときつい面もありました。
元々フリーターになった原因も自分のせいというわけではなかったので自暴自棄になり、圧迫面接のようなものもあり肉体的にも辛すぎて一時就職活動を止めた時期もありました。
主に自分でハローワークや求人情報サイトを利用して仕事を探していましたが、人材紹介会社に登録したことで就職活動が少し楽になりました。
人材紹介会社での就活で正社員の道が見えた
自分で求人を探していたころは探すのも一苦労で、自分でアポイントを取って履歴書や応募書類を書き、それでも行ってみると条件や業務内容が自分と合わないことも少なくなかったので大きなストレスになっていました。
その後親の紹介で人材紹介会社を通して仕事を探すと、基本的な面接は人材紹介会社との間で行われ、職務経歴も人材派遣会社に登録しておくのでかなり手間が省けました。
自分の求めている職種などの基本情報も登録し、それをもとに担当者が求人を調べて条件の合いそうな求人をピックアップしてくれるので就職活動の負担は大きく軽減されました。
その就職活動の中で偶然もともと短期のパートとして働いていた企業の系列で求人が出ていて、そこに応募したことで正社員として就職することができました。
参考フリーター・既卒は人材紹介会社を使った就職が一番おすすめ
就職してよかったこと
正社員として就職するとアルバイト時代に比べて金銭的な負担が大きく軽減されました。月給制なので一か月の出勤日数によって給料が上下することもなく安定しました。
また少ないながらボーナスや賞与もあったので、年収額もパート時代の倍近くになりました。
特別な理由がなければ定年退職まで同じ企業で働ける安心感もあり、スキルアップや昇格で給料も上がりやすいので、精神的な安心感も多いです。
これから就活する方に向けてアドバイス
パートで働いている方は、その職歴が大きな売りの一つになります。社員登用制度があってもなかなか正社員になることはできないかもしれませんが、自分から積極的に売り込めば十分正社員へキャリアアップすることも可能です。
同業種であればその経験を買ってくれることもあるので、パートで得た知識と経験はどんどん売り出して就職活動に生かすことをお勧めします。