フリーターが正社員就職で見落としがちなのがビジネスマナーです。
マナーと聞けば「面接の時はノックをして~」と採用試験の現場をイメージするのではないでしょうか?
社会人としてのビジネスマナーは、挨拶、身だしなみや話し方など、幅広く見られています。
社会人経験のないフリーターだからこそ、マナーはしっかりと押さえておきたいポイント。今回は、最低限知っておきたいマナーの基本を紹介します。
フリーターは既にマナーを身につけている?
「これから就職すためにビジネスマナーを知りたい!」と考えて、この記事を読んでいるかもしれません。
しかし、フリーターだからと言って全くマナーを身につけていないわけではありません。
通常、お客様と接するようなバイト先では、最低限のマナーを教えてもらえます。
- 出勤時:おはようございます。
- 退社時:お疲れ様です。お先に失礼します。
当然、使いますよね。
バイトでも電話を取るお仕事でしたら、「お電話ありがとうございます。”会社名”の◯◯店です。」ってやります。
気をつけなければならないのは、100%できているのか?って話です。
40代くらいの大人でも、ときに間違った言葉の使い方をする人を見かけます。使い方を間違えて覚えている人が非常に多いです。
ビジネスマナーは相手を不愉快にさせないための基本的なマナーだからこそ、一から見直してほしいと思います。
ビジネスマナーに厳しい就職支援サイトで身につける
マナーを身につける!と言っても一人ではなかなか難しいものです。指摘されて初めて「ハッ」と気づきますから。
社会人でも間違った使い方をしている人がいます。
- ご苦労様です× →お疲れ様です○
- 了解いたしました。×→承知いたしました。かしこまりました。○
無意識のレベルで癖としてつていているので、プロに指摘されないと気づかないものです。
就職支援サイトの中では唯一ジェイックだけが2週間のビジネスマナー研修を取り入れています。
就職前にビジネスマナーをみっちり2週間行っているため、企業側もビジネスマナーを身につけた人材として受け入れてくれます。
フリーターの就職で必要なマナーや社会人としての仕事の考え方を無料で学べるので、本気で正社員を目指している方におすすめです。
身だしなみ
身だしなみは第一印象を決定する要素なので、採否に大きく影響します。
ポイントは清潔感。
男性の場合は、黒か濃紺のスーツ。女性の場合は黒のスーツが定番。
ワイシャツのシワ・シミ、靴が磨かれているか?なども採用担当者はチェックします。面接に行く前には必ず鏡でチェックしておきましょう。
特に営業職やサービス業では、どれだけ良い受け答えが出来ても見た目で落とされます。
外見は、わざわざ自分の採用試験のために時間を割いてくれた採用担当者に「失礼がないか」と確認しておきましょう。
面接に関してはこちらでも紹介しています。
話し方
話し方は身だしなみの次に大きく影響します。
砕けた話し方や、癖はありませんか?
〇〇でー、◯◯しましてー。と。日頃の言葉遣いの癖が出てきます。日頃から敬語を使っていない方はぎこちなさが面接でも出てしまいます。普段から話し方を正すようにしましょう。
ハキハキはっきり話すことも大切です。面接や企業の方と話す機会が少ないため、自信がなく「すみません」を連発したり、モゴモゴ話しがちです。声を張って相手に届くような声量。はっきりと話す練習をしておきましょう。
少し変えるだけでも、好感度はアップします。
表情
表情は応募者のセールスポイントです。見た目で最も重要視されるポイント。
面接官は表情を見て「元気のない子だな」「暗い子かな」と判断します。面接会場に向かう際の受付でも暗い表情だと伝わってしまいます。
売れている営業マンは鏡を見えて笑顔の練習をするくらいです。
- 口角を上げ満面の笑み
- 50%の笑顔
- 普通の顔
の3つを見比べてみましょう。そして、意識的に練習をしておきましょう。
常に50%の笑顔であれば、好印象を持ってもらえるでしょう。
普通の顔を見てみましょう。採用されますか?
電話
就活では、電話の対応も必要になります。
- 企業への問い合わせ
- 面接日程の連絡
- 面接後の合否連絡
電話対応の良し悪しで採用を決められてしまう場合もあります。電話でのやり取りを確認しておきましょう。
こちらから企業へ電話をかける時間帯には気を付けましょう。
朝は朝礼や会議、など忙しい時間帯です。昼間も昼食で不在の場合多いため、平日14時~かけること一般的と言われています。
電話をかける前に最低限メモを準備しましょう。電話をかけるときの注意点はまず名前を名乗ってから、要件を伝えること。企業は様々な会社から連絡が入ります。要件を先に言われても対応ができません。
具体的な例文を用意したので確認しておきましょう。
企業:お電話ありがとうございます。◯◯株式会社です。
求職者:お忙しいところ恐れ入ります。私、◯◯と申します。御社の求人募集を拝見し、お電話をさせて頂きました。採用ご担当者様はご在籍でしょうか。」
企業:はい、◯◯ですね。少々お待ちください。
求職者:はい、お願いします。
採用担当者:お電話かわりました。◯◯です。
求職者:お忙しいところ恐れ入ります。◯◯と申します。◯◯について伺いたいのですがお時間よろしいでしょうか?
(…会話に続く)
最初はうまく話せないかと思います。伝えたい内容をメモを取り、電話の流れとメモを見ながら伝えるようにしましょう。
メール
最近ではLINEの方が使われていますが、ビジネスの現場ではメールが使われています。
友達同士のメールのやり取りと同じではいけません。ビジネスマナーに則した方法で送るようにしましょう。
件名には、簡潔にわかるようにします。
例:会社位説明会のお礼
書き出しは誰に宛てたメールなのかを記入が必須。誰に宛てたメールなのかわかるように記載しましょう。
例:株式会社◯◯ 人事部 ◯◯ ◯◯様
メールは読みやすい文章にし、適度に改行を入れておきましょう。
最後に自分の名前、連絡先を入れておくといいでしょう。
企業からのメールはすぐに返すのも基本。返事が早い=仕事も早いというイメージを持ってもらえます。
まとめ
『ビジネスマナーができるようになった』=『就職できる』ではありません。
できて当たり前と考えているので、基礎のようなものです。
もし、ビジネスマナー・就活に不安でしたら、人材紹介会社を利用してみてください。
- 研修・セミナー
- 面接指導・履歴書指導
- フリーターを採用する会社紹介
など様々な支援を行なってくれますよ。