フリーターや派遣社員の働き方・生き方がよく…気がつけば30代。
「いつか正社員になる」とはいっても未だフリーター。30歳にもなれば同世代の正社員の人との格差が大きく出始める時期ですよね。
フリーターのままでは将来の不安を抱えたまま生きていくことになります。
今回は30代・40代でフリーターから正社員になる方法をお伝えします。
30代からは就職しにくい
まずは30代フリーターの一般的な悩みをみてください。
私は36歳のフリーターです。
大学受験２浪をし、受験校を全滅した後、アルバイトを転々としてついに３６歳の現在までフリーターとして生きてきてしまった者です。
自分の人生に後ろめたさがあるゆえに、同級生とも会うことなく、ただひたすらバイト先の人と会う程度の人間関係しか保っていません。中にはそのバイト先の人であっても、自分より若い人たちは正社員として就職していったりします。その人たちは私に対して、「今まで何やってきたんだ？」というようなことを言ってくるので、いたたまれず彼等を避けてきました。
何とか社員になりたいという欲があるのですが、つい先日、履歴書を数社送ったところ、書類選考に落ちてしまって、大学受験の悪夢が襲ってきてしまい、もうショックで落ち込んでしまいました。
工場での単純製造職での経験しかなく、それでもIT関連企業ならば人手不足だから雇ってもらえるかなと思っていたのですが・・・。
この先、どういった人生を歩めばよいか、アドバイスがあればお願いします。
見てのとおりフリーターで30代からの就職は厳しいです。
フリーターの期間が短いほど、言い訳がききます。
しかし、企業としては「フリーターを長期間やっていた理由は？何か問題があるのではないか？」と思われてしまいます。
警戒心が強いため、書類選考落ちの様に門前払いをくらいます。
では、30代・40代のフリーターはどのように正社員になれば良いのでしょうか。
バイトから社員を狙う
一つは正社員登用をしているアルバイトから正社員になる方法です。
これは注意が必要で場所を選ばないといけません。
全国チェーン店の場合だと直営店とフランチャイズ店があれば、フランチャイズ店の方が採用されやすいです。
直営店では正社員になれないから…と言ってフランチャイズ店に移って2カ月足らずで社員になった人もいました。社長が近いこともあって面接は1回だけってところもあります。(実際には面接ではなく、採用を前提とした面談だったそうです)
飲食店・物販で狙うならこちらを狙いましょう。
未経験者歓迎・経験不問の求人を狙う
バイトから正社員になるにも時間がかかります。
最悪の場合はいつまで経ってもなれません。
参考アルバイトから正社員は険しい道？その実態を体験談で紹介します。
ここはやはり最初から正社員として狙って行った方が賢明だと言えます。
経験不問、未経験者歓迎の求人を狙った方が正社員としても採用されやすいです。
誰でもできる仕事なので専門的な知識が必要ありませんが、正社員としての仕事では利益を考えて行動する力を身につけなければならないのでフリーターであるよりも経験を多く積めます。
ひとつの例を挙げるとフード業界です。
飲食業回では30代・40代の転職も大歓迎で積極的に採用をしています。
理由としては飲食業回の体質的に人の入れ替わりが激しく慢性的な人手不足です。アルバイトでもそうですが、どこに言ってもアルバイト募集中のポスターなどを目にしませんか？
人材が揃っていたら積極的にやる必要ってありませんよね。
フード業界はブラック企業が多いからちょっと…と思われるかもしれませんが、まずは正社員になることを優先するべきです。
ぼくのバイト時代の先輩のSさんは、33歳でフリーターから全国チェーンの正社員になり、3年勤めてからスーツを着た営業職に転職しました。
もともと転職をするつもりで正社員になったわけではなく、この先を考えた時に転職をしたと話していました。
経験不問でも役職が上がると、覚えることも出てきますし、研修にも参加するのでフード業界でも得るものはたくさんあったと語っていました。
まとめ
フリーターで30代を超えてるとなかなか正社員になることが難しくなります。
選り好みをするのではなく、採用されやすい業種を狙って、まずは正社員になるようにしましょう。
33歳で正社員になれたSさんの様に転職する際の選択肢が広がりますよ。
