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コラム

7つの習慣 人格主義の回復

全世界で3000万冊、国内で180万冊を超えのビジネス書のベストセラーで、書店に行くと必ず置いているのではないでしょうか。

現在でも出版されている本の多くは「こんな場面ではこの手法を使いましょう」といったテクニックや応急処置的な方法を説明しています。

よく見たことありませんか?

  • 1分間で人生を変える方法
  • 〇〇な人は~をしなさい!

就活中の既卒・フリーターの方も自己PRや書類選考などのその場しのぎのテクニックを探してみたのではないでしょうか。もちろん、テクニックが悪いわけではありません。が、土台のないところに建物が建たないように使う人の人格が乏しければ誤った使い方をしてしまいます。

7つの習慣は、人生の土台を作ることを目的とした本です。

簡単に言えば「何を持つか」と「何になるか(自らのあり方)」の違いです。

7つの習慣は「自らのあり方」を見直す本ですね。こんな良書は滅多にありません。

ぼくがフリーター時代で就職活動をする前に読んだ本で未だに年に数回は読み直している本です。読んでもらいたいので内容を凝縮して紹介します。

7つの習慣を理解する

7つの習慣は自然の法則と調和した普遍の原則の上で成り立っています。

農場で場当たり的な詰め込み主義で作業することの愚かさを考えたことがあるだろうかー春に種まきを忘れ、夏は遊び惚けて、秋になってから収穫を得るために必死になって頑張るー。農場は自然のシステムである。必要な勤めを果たし、作業を行わなければならない。蒔いたものしか刈り取ることはできない。そこに近道はない。

7つの習慣をわかりやすく理解する方法に悪い習慣との対比があります。

ぼくも読み始めた時は悪い習慣ばかりでしたので、これは自分のことだな…と思いながら読み進めてくださいね。

7つの習慣の対比

効果的 非効果的
第一の習慣 主体的である

自分の人生に対して責任を取る。自分の従うべき方針自分の従うべき方針が計画、自分たちの身に起こる事柄に対してどのように反応するかを自分で決断します。

人のせいにする

自分の問題を会社や上司、親、友人、政治のせいにする。自分はいつも犠牲者で自分のやることに責任なんか持てない。

第二の習慣 終わりを思い描くことから始める

自分のビジョン、正しい原則、価値観に基づいて、前向きかつ効果的な方法でタスクを達成しようとします。

目的を持たないで始める

計画も持たなければ目標もない。今さえ楽しければそれで良い。先のことはわからないし、考えてしょうがない。

第3の習慣 最優先事項を優先する

自己管理を行い、優先順位に従って計画を立て、実行します。
多くの時間を「重要だが緊急でない活動」で過ごしています。

一番大切なことは後回しにする

いつもダラダラしている。面倒なことはいつも後回し。大切なことはいつも直前になってしまう。

第4の習慣 Win-Winを考える

人生を競争ではなく、協調の場として捉え、あらゆる対人関係の相互利益をつねに探る考え方を持ち、実行している。

勝ち負け

他人に負けるなんてありえない。負けるくらいなら先に負かす。負けそうになったら一緒に引きずり下ろす。

第5の習慣 理解してから、理解される

相手の立場から話を”聴き”共感する。全てに同意するのではなく、相手の視点を通して物事を眺め、世界を見、気持ちを理解する。

まず自分が話し聞くふりをする

言いたいことは言わなければ損。必ず先に主張する。人の話は面倒だからあまり聞かない。上司の話は聞いたふりだけをしてすぐに忘れる。自分にとって良い話なら真面目に聞く。

第6の習慣 相乗効果を発揮する

1+1は3、6、60…とどんな数字にもなりうると考えている。
人の強みに着目し、よりよい道を模索する。

頼れるのは自分だけ

所詮自分は人と違うのだから人と上手くやれるはずがない。妥協するくらいなら一人でやったほうがマシ。自分の世界で生きたいし、できるだけ周りと関わりを持ちたくない。

第7の習慣 刃を研ぐ

効果的な人々は、人生の4つの側面である肉体、社会・情緒、知性、精神において、定期的な自己最新再生と自己改革を行う

自分をすり減らす

忙しすぎて体を鍛えたり、勉強をする時間がない。そもそも勉強も運動も面倒くさい。

5年くらい読み続けていますが、意識しないと悪い習慣は出てしまいます。

誰でも悪い習慣を一つは持っているのではないでしょうか?

インサイドアウトの考えを持とう

自分を変えるのは自分の中からでないと変わらない。

他の人の働きでは本質的には変わりません。

例えば、誰かに就職をしなさい!と命令されても、本質的には就職をしたくないわけですから、入社してから嫌な会社だったら誰かの命令のせいになりますよね。

ただ、就職するにしても自分に責任を持っているかどうかでその後の考え方や行動に差が出てきますよね。

主体的:自分で決めたことだから頑張ろう。(もしくは、転職しよう)

反応的:〇〇が勧めてくれたのに!あいつに文句を言ってやる!(こんな会社辞めてやる!)

この考え方の差は就職してから、大きく開いていくことになります。
きっと、以下のようなことを同僚や上司から聞くでしょう。

  • 上司が悪い
  • 会社が悪い
  • 取引先が悪い
  • 政治が悪い

どれだけ良い会社でも一人は必ずいますよ。でも、こんなことを言っている上司や同僚がいても反応的にならないでくださいね。

まとめ

慣れないと難しい内容に感じるかもしれません。約500ページ程度あるのでキツく感じますが、知らない方がキツイ人生が待っていると思いますよ。

昔の格言にこんなものがあります。

思いの種を蒔き、行動を刈り取り、

行動の種を蒔いて習慣を刈り取る

習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、

人格の種を蒔いて人生を刈り取る

テクニックを手に入れますか?人格者になりますか?

フリーターの方は、正社員になる前に読んでおきましょう。(社会人になってからも読みましょう。)

漫画もあります!

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