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コラム

フリーターはタダの負け組?世間の目とたどる道

フリーターと一口に言っても、経緯やタイプ、年齢など様々なパターンがあります。自らの生き方を模索しながら生きることは悪いことではありません。しかし、世間の目や周囲からの評価、「負け組」のレッテル、将来性など様々な問題があるのは事実です。この記事では、フリーターが就職すべき理由と就職の流れ、それに伴う最低限必要な知識について解説します。

このままフリーターは危険!就職すべき理由とは

結論が先になりますが、フリーターは今すぐ就職すべきです。その理由は、世間の目の冷たさや、負け組のレッテル、生き方に関するものよりももっと深刻なものです。大きく三つに分けて、その理由を詳しく解説します。
生涯賃金に致命的な格差が生まれる

フリーターと正社員の間には埋めようのない収入の差があります。一般的に大卒の正社員の生涯年収が2億~3億円であるのに対し、フリーターは6000万円前後とその差は実に3倍以上という非常に大きなものとなっています。つまり、フリーターでいるというだけで、正社員よりも大きな損をしていることになるのです。

フリーターの場合、勤続年数や年齢に関係なく昇給がないこと、また、退職金制度や厚生年金による退職後の収入もないことが原因です。なお、収入が低いことは、自分のみならず、子供の世代にまで大きな影響を及ぼします。

就職がどんどん厳しくなってくる

就職には年齢ごとに見えない「境界線」があり、超えるごとに就職の難易度が上がっていきます。「境界線」は基本的に25歳、27歳、30歳の三つがあります。それぞれ、なぜ壁となるのかの理由についても触れていきましょう。まず25歳ですが、これは、「院卒」のラインなのです。基本的に日本で四年制の大学と大学院を卒業すると、個人差はあっても25歳ぐらいになります。

ここを超えると、「何らかの理由で就職しなかった」とみなされてしまいます。次に27歳ですが、これは企業における採用の現場では「未経験の分野への適用能力が著しく下がる年齢」として27歳というラインが定められているからです。

27歳の人間と同年代未満の人間が同じ条件で就職面接を受けた場合採用されるのは例外なく後者です。

これ以上出遅れると就職はかなり厳しくなってきます。最後は30歳ですが、これを超えてしまうと就職は非常に厳しくなります。

なぜなら、30代に求められるのは、「実務経験や管理能力、人間関係の構築能力といった即戦力になる能力」だからです。この段階で就職経験がないと採用はほぼあり得ません。また、世間一般的に見ても30歳まで就職経験がないのは明らかに問題があるとみなされることも原因となっています。ここに来る前に将来を見据えて先手を打つことが重要です。

また、就職経験の有無にかかわらず、フリーターには、実は明確なタイムリミットが存在します。

厚生労働省の調査データによると、大卒後フリーターの期間が3年を超えてしまうと、正社員になれる確率が50%以下になってしまうという統計データがあるのです。つまり、フリーターでいる期間が3年を超えた時点で、先述の境界線にかかわらず就職が厳しくなります。

中年フリーターのたどる末路

定職に就けず、そのまま中年を迎えてしまった場合、お金が足りなくなり生活が苦しくなって打開策もなくなります。就職はもはやできず、バイトでも体力と年齢の関係から書類選考の段階ではじかれるようになり、貯金もできずお金に困り始めます。そして、両親が病を患ったり、亡くなったりすればいよいよ悲惨な結末が見え始めます。自分自身も老化によって働くのが厳しくなるうえ、定職についていないことが原因でローンも組めません。さらに、年金ももらえずお金を手に入れる手段がなくなるため最終的にはどのようなケースでも悲惨な末路をたどることになります。

こんな最期はイヤだ!でも就職ってどうすれば…

こういった悲惨な末路をたどるのを回避するためには一刻も早く就職する必要がありますが、今まで経験がなくどうすればいいのかわからないという方もいるでしょう。就職に必要な知識と、具体的な流れについて解説していきます。まず、この記事だけでなく就職活動に関する本や職種や業界に関する本を一冊ずつ買って読みましょう。こうすることで、ざっくりと就活の全体像を把握することができます。次に求人に応募します。情報収集だけでは意味がなく、結局飛び込んでみた方が勉強になるからです。

少なくとも10社以上はピックアップし、応募します。その後、履歴書を書くのですが、ここは非常に重要です。面接官は学校を卒業してからの期間に何をしていたかを重視しているので、アルバイトの職歴やそのほかにやっていたことについても記載した方が良いです。

面接の際、履歴書にあるアルバイト等の内容といった具体的な内容や、空白の期間に何をしていたのかなど詳細に質問を受けるので、返答に困らないようきちんと準備をする必要があります。ここまで、ざっくりと内容が把握できたのであれば、あとは面接と履歴書の書き方をひたすら練習するだけになります。就職活動は意外とシンプルなので、作業と練習をひたすら繰り替えす根気と努力が重要になってきます。すべてがうまくいくことの方が珍しいため、「就職活動はそういうものだ」と割り切って、楽観的な気持ちを維持することが大切です。継続し続ければ、道は開けるかもしれません。

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