新卒時の就活で上手くいかず、既卒になってしまった方は毎年10万人と生まれています。
近年、第二新卒として大学卒業3年以内なら新卒として扱う企業も増えていることもあり、既卒でも就職するチャンスが増えています。
この環境のなか、就職できない既卒にはある特徴が3つあります。就職できる既卒との差とは一体なんでしょうか?
1、新卒と既卒の違いをわかっていない
近年、日本では第二新卒を採用する動きがあるものの、日本の雇用は新卒至上主義が根強く残っています。新卒と同じくらいの企業が採用試験を行っているわけではありません。全体の6割が第二新卒を受け入れを行っているのが現状です。
既卒というだけで、ESを通さない企業も多く存在し、新卒に比べて選択肢が少なくなるのが日本の現実です。
それでも、既卒を積極的に採用している会社は存在します。既卒になったら、受かりやすい企業を中心に進めて就活を進めていくことが一つのポイントといえるでしょう。
既卒になった事実は変わらない
既卒の就活が不利な理由を悔やんでいても仕方がありません。「第二新卒も全然新卒扱いしてないじゃないか!」と社会を恨んでも現状は変わりません。素直に既卒である事実を受けれてましょう。
気持ちを切り替えて、既卒になってしまったことを反省しなければなりません。これは、既卒採用を行っている会社の面接でも必ず聞かれることです。
参考:フリーターの『就職しなかった理由』を聞かれたときの答え方
いつまでも、新卒の就活と同じ考え方では、就職というゴールには辿りつけません。
2、やりたいことが見つからない
新卒での就活が上手くいかなかった理由は、やりたいことが見つからないからではないでしょうか?
具体的に働くイメージがわかないから就活を先延ばししたという方が年々多くなってきています。
自分の天職、適職というのはやってみなければわかりません。
日本では、終身雇用というイメージが大きくあります。退職するまで会社で働くからこそ、就職先はしっかり選びたい。その気持ちもわかります。
しかし、企業というのは起業してから10年以内で生き残れる確率は1割とも言われています。
数年前まで、業績のよかった大企業のマクドナルドや東芝も経営難で苦しんでいます。
ずっと、働くことはないかも。と考えて、仕事を経験してみることが大切です。
そこで経験した仕事から次のやりたいことを見つけ転職する。実は、2社目が天職かもしれませんよ。今"やりたいこと"が見つからないことは、そこまで重要なことではありません。
まずは、就職して正社員として視野を広げて考えてみることが、本当の一歩目になるのではないでしょうか。
参考:やりたい仕事が見つからないフリーターの就職先を見つける方法
自信がない
既卒になったことで、周りの人と比べて自分には能力が劣る。就職できない自分はダメなやつだ。と自信を失う方も多くいらっしゃいます。
人と目を合わせられない。面接ではオドオドと話をしてしまう。声がつい小さくなってしまう。と就職活動でも残念な結果につながってしまいます。
企業が第二新卒や20代の若者に期待することは、笑顔で元気な人材です。
もし、今自信がないとしたら、書類の文章や面接での表情に表れてしまいます。採用する立場で考えたら暗い人と明るい人のどちらを採用しますか?
大切なことは、"これから"
これまでの人生で、頑張ってきたことはありませんか?
きっと、自信がない原因は、直近の出来事のはずです。長い人生を振り返ったときにできたこと。達成したこと。熱中したことを考えてみましょう。
悪いことも見方を変えると良いことに変わります。
気持ちを切り替えて、20年以上の経験値をもとに、これからの行動に自信を持ちましょう
3、就職活動の仕方が間違っている
既卒の就職活動は、新卒と同じようにはいきません。
不利な状況の中、一人で就職活動を続けていくには、厳しいものがあります。
- 書類選考が通らない
- 面接で上手く受け答えが出来なかった
- 本当にやりたい仕事が見つからず、就職の軸が決めれない
既卒就活での悩みは百人十色。
全く先が見えない暗闇を進むような不安がありますよね。立て続けに書類選考で落とされてしまえば、どんどん自信も失ってきます。
ここで、自分を責めてはいけません。既卒の就職活動は、これまで指導を受けてきていないし、親や学校、就職の決まった友人から教えてもらえるものではありません。
既卒の就職活動では、既卒・第二新卒を専門としている人材紹介会社を使うことが内定をもらえる第一歩となります。
既卒を専門としているから、あなたのこれまで感じてきた不安や悩みを一番理解してくれます。根性論はありません。
既卒のプロとして、就職活動をサポートしてくれます。
「就職できない」と悩んでいる方は、適任者に相談をするようにしてください。もう、一人で悩まない。就職できないのは、あなたの努力不足ではありません。
あなたと一緒に活動してくれる存在の有無で決まります。就職への第一歩を無料登録で踏み出してくださいね。