大学時代から、なれた職場だから正社員登用と狙っている。
甘く考えていませんか?
バイトから正社員登用されるためには正社員以上の仕事ができることを提示しなければなりません。
正社員登用は狭き門であり、面接時に今後のやる気と熱意だけを提示しても、即戦力として今すぐに業績を出せるかを示していかなければなりません。
バイトから正社員になるためにやっておくべき仕事内容と、身につける能力を把握しておきましょう。
正社員登用で評価されないバイト内容
正社員登用で評価されない仕事内容は誰でもできること。
たとえば、スーパーのレジ打ち、居酒屋の店員、カフェでの接客…などあなたの代わりに多くの人ができるできる仕事では基本的に評価されません。
誰かからの指示で動くような仕事は正社員登用では評価されることはありません。
評価されるバイト内容
では、どういった仕事内容が高く評価されるのでしょうか。
企業が欲しい人材は、安定して結果を出し続ける人。責任感を持って仕事を行なっている人を求めています。
例えば、
- 後輩を育成し、利益につなげた経験がある
- 店舗運営をしていたなどのマネジメント経験
コンビニであれば、シフトの作成や販促活動などを行った経験が評価されるでしょう。
ただし、「ただやった」「たまたま結果が出た」では評価されません。
一定の利益を出せた経験などは、
- 現状の分析
- 目標設定
- 行動
を具体的に説明できて初めて評価されます。
評価される仕事内容の例
現状の分析
観察力、洞察力があることを提示できます。
売り上げ向上、顧客満足度の向上、品質向上などの項目を数値で評価し、現時点での問題点を洗い出していきます。
飲食店にて売り上げを向上させる場合
- 売り上げを向上させるために、顧客の回転率を上げる必要がある。
- 原因はPOPが見にくいことや、メニューを注文を取り始めてから考えている傾向があることがわかった。
目標設定
顧客の回転率をあげ、1時間で30名が限界のところを40名まで対応可能にする
行動と結果
POPをシンプルなものに変更し、お客様には来店と同時にメニューをお配りし、お待ちいただいている間に注文を聞いておくようにした。
結果として、生産能力が向上し1日の対応顧客が100名増やすことができ、売り上げも前年対比で向上させることに成功しました。
と具体的に結果を言えるように準備しておきましょう。
バイトから正社員登用を考えている人へ
フリーターと社会人と比べた時にどうしても劣ってしまいます。この場合、
社会人に求められることは、自分で考える力が求められます。誰からからの指示だけでなく、自分でどう考えて問題を解決したのかを意識しましょう。
営利団体である限り、利益の追求は必ずついてきます。
ただ、その会社だけに捉われずに 他社も見ておくといい
他社と比較して、自社はどうなのか?と聞かれる場合があります。中途採用でも他社の企業説明会をやっているところもあります。一緒に見ておきましょう。