退職したフリーターの失業保険をもらうまでの流れ
では、実際に失業保険をもらうまでの流れを解説します。
- 退職する
- 離職票をもらう(事前に会社に申請しておく)
- ハローワークへ申請
- 7日間の待機
- 3ヶ月の給付制限(求職活動3回)
- 認定日(ここで支給開始)
- それ以降は28日周期で求職活動2回実施
ここまでが大まかな流れとなります。
雇用保険受給のハローワーク申請までの流れ
まずは退職する際に会社に離職票の発行を依頼します。
離職票がないと始まらないので、退職後手元にない方は勤めていた会社に問い合わせをしてください。
失業保険申請 当日の持ち物
- 離職票
- 雇用保険のカード(離職票と一緒にもらえるはずです)
- マイナンバーカード or 住民票
- 運転免許証などの身分証明証
- 写真(縦3.0cm、横2.5cm)を2枚
- 印鑑
- 本人名義の預金通帳
持参して「失業保険の申請をしたいのです。」と受付で伝えれば「○番の窓口に行ってくださいね」と案内されます。
7日間の失業認定が必要
ハローワークで申し込みをしてから最大7日間待機が必要となります。
この期間はアルバイトも内職もNGです。仮に1日だけの短期バイトをした場合は待機期間が伸びるので注意してください。
雇用保険説明会へ
7日の待機期間のあと雇用保険説明会へ参加します。
1時間程度でしたが、主に受給条件などについての説明がありました。
特に不正受給に関して念入りに説明されてました。当日は
この説明会参加後から3ヶ月間は給付制限で、受給日までに最低3回の求職活動が必要となります。
求職活動とはハローワークの就職相談・セミナー・求人検索などに行くことを言います。ハローワークだと『雇用保険受給資格者証』に印鑑を押されます。
雇用説明会後のポイント
雇用説明会参加後から再就職手当の対象となります。
再就職手当とは、失業保険を申請した人が早期就職した際に、お祝い金がもらえる仕組みのことです。
平成29年度から早期の再就職に向けて最大70%の支給がされるようになりました。それだけ国で力を入れている制度なんですね。
ただ、書類選考、面接などもあるので就職先はすぐに決まるものではありません。ハローワークでも就活は出来るのですが、求人の質で不安要素があります。
良い職場を探すためにも就職サイトをこだわって厳選してください。
参考フリーター就職サイトランキング!おすすめ転職エージェント
就職支援サービスの場合はカウンセリング・求人紹介なども求職活動に入るので安心してくださいね。
失業認定日
失業認定日は雇用説明会にて事前に指定されています。
「毎月第3水曜日の○時に〇〇ハローワークに来てください。」と言われます。
指定された時間程に行けば、順番に認定をしてもらえます。
注意!
認定日を忘れてしまうと、不認定となり前回の認定日から今回の認定日までの期間の失業保険の支給はありません。
必ず忘れないようにスマホのスケジュールアプリなどに記録しておきましょう。
以上の流れで失業保険をもらえました。
フリーターは失業保険を使えるが早めの就職を
フリーターは失業保険を使えますが、できるだけ早い就職をした方が良いです。
雇用保険説明会を受けた後であれば、再就職手当の対象となるので、ちょっとしたボーナスも期待できます。
失業後は不安も多いかと思いますが、再就職に向けての第一歩を踏み出してくださいね。