焦って就職した結果、ブラック企業に入社した訳ですが。
ブラック企業に勤めている人って真っ黒に染まっていきますよね。
職場の空気がブラック一色。サービス残業するのが当たり前、休日出勤は出勤扱いにならない。会社のためにって名目で働かされるけど、給料は安い。会社がブラックなら上司も無理難題要求する。
毎日、目がさめると「起きてしまった、朝だ…」と行きたくない気持ちに反して毎日会社に行く。でも、辞めると保証がないから不安でやめられない。最低でも3年働けって言われるし…。
きっと、ブラック企業で勤めている人ってこんな感じなんですしょうね。
やめられないですか?僕は、もっと早くにやめておけばよかったと後悔していますよ。
ブラック企業で働くということ
ブラック企業で働き続けるって、ブラック企業に賛同するってことなんですよね。
長年作り上げてきた会社の風土ってやつで働く人みんながやっているんですよ。
労働法に接触するような長時間労働は当たり前。これができなきゃ一人前じゃないって感じで。上司たちは「自分達もやってきたから、これがやれなきゃ社員じゃない!」の認識なっていたりともう無茶苦茶。
イヤイヤ働いていても一緒になって違法なことをやっているってことなんですよね。
将来、出世したら違法行為をする側になるってこと?
使い捨て要員であることは変わらない
ブラック企業で勤めても企業の方向性によってはずっと使い捨て要員なんてこともあります。
出世はありません。
とあるブラック企業に入社した友人は、今でも平社員です。
で、後から入ってきた女性社員が先に出世しています。ぼくも内部のことを知っていましたので不自然な出世が目立っていました。
あとから聞いた話によると女性管理職の比率を上げたかったそうですが。
結局、その会社の業績はひどく下がってしまって、給料も20%カット。
やめていく人材が多いから希望退職はないものの、会社自体がつぶれそうな状態です。
それでも正社員で働くメリットがあるのでしょうか。
ブラック企業の働き方
それでも、ブラック企業で働くんだ!と思っている方もいるかと思います。参考程度ですが、ブラック企業の働き方を紹介しておきましょう。
年間休日は関係ない
求人票の年間休日なんて関係ありません。当初は週休2日制でしたが、働いてみると月に3日しか休みがない月もあります。それでも給料は一律16万。
土日休みです。が土曜日はフル出勤。日曜日も準備につぶれる。
疲れが取れません。ストレスからコンビニ食が増えるし、将来見えません。
毎週の謎の会議に強制参加
毎週月曜日は就業2時間前から会議がありました。
会議の内容は、「一週間の業績発表、行動発表、改善点と今週の行動計画」
全員疲れ切っているので、「〜ができませんでした。次はこうします。」の繰り返しです。
上司が思いつきでプロジェクト持ってきて強制的にやって余計に業務を圧迫する始末。
上司の言い癖は「やったぶんだけかえってくる」
どブラックですよね。
前残業2時間が当たり前
会議だけが早く出勤する日ではありません。
就業時間は決められているのに2時間前に来ること前提で話が進められていましたから。
もう、自由な時間なんてありません。
ブラック企業やめませんか?
腐っても正社員なので、転職には有利です。
ブラック企業の多い飲食店に勤めていたので任される仕事も多くてそれなりにスキルも身につきます。良くも悪くも忍耐力がつきます。
でも、ブラック企業に勤めても、良いことないです。
人生=仕事ですから、自由な時間どころか寝る時間も少ないです。働くために生かされているような感覚になります。
フリーターの方が希望がある
うまく転職出来れば良いのですが、フリーターになったとしても職歴は残ります。
ブラック企業に勤めていた時は、1年後の計画なんて真っ暗でした。今年の目標は?なんて聞かれても仕事で立てられた目標でしかない。そこには自分はいないんですよ。
フリーターになれば、自由な時間が手に入ります。サービス残業もありません。
お金が欲しかったらたくさん働けば良いし、転職活動もじっくりとできます。
ぼくはブラック企業を辞めてから初めて自己啓発書を読んで前向きに仕事をするようになりましたから。
ブラック企業の利益のために、存続のために酷使する必要ってないんじゃないかな。当時、ぼくは「誰のための人生なの?」って言われて気がつきましたね。本当、やめてよかった!
では、最後に一言。
ブラック企業のための人生なの?