楽だから一生フリーターでいいやーと考えている人は少なからずいると思います。
趣味の時間は確保できるし、責任は少ない、気楽に働けるから…理由を上げればキリがないですよね。
でも、「一生フリーターでもいいや」ってモチベーションで今後も生きていけるのでしょうか?
目的を持ったフリーターなら生活できる
- 日本一周したいからお金を貯めるためにフリーターをやっている
- ただなんとなく楽な方に流されてフリーターをやっている
この2人のフリーターだとやっている理由が違いますよね。
明確な目標に向かって努力を続けられる人で何かをやりきることができます。
期間工と飲食店のバイトを掛け持ちしていました。
飲食店のアルバイトでその方とは一緒だったのですが、「自由な時間があるとお金を使っちゃうからスキマ時間にバイト入れているんだよねー」といっていました。
実際、彼は1年足らずで目標金額をためて目標であった車で日本全国の車旅行をしました。
帰ってきた際に挨拶はありましたが、1ヶ月程度で新しく仕事を決め、次に会うときはスーツ姿でした。
自分で目標を持って決めれる人はどんどん決断ができるんですよね。
問題なのは楽な生き方を選択したフリーター
人間、どうしても楽な方に流されるものなんですよね。
僕のフリーター時代の話になるのですが…
バイトでもマネージャーポジションにつくと、アルバイトながら部下に指示を出せるようになります。やりたくない作業も人に回せますし、自分の休憩もある程度自由に決めれました。
責任者として店舗を運営する時間も出てきますが、何かあれば店長行き、これってすごく良い立場だったんですよね。
掛け持ちのバイトや正社員になって見ても居心地の良さ、楽なポジションから戻ってくる人は多くいました。
ずるずると続けてしまうものなんですよね。
プライベートでも同様に
- 自宅に帰れば親がいる
- ご飯もお風呂も用意してもらえる
- お金も自由に使える
「今の状態で正社員やる必要あるの?」
自然な発想かと思います。
将来の選択に楽さを求めてしまう
手慣れたアルバイト・生活を続けていると将来の選択肢に楽さを求めてしまうんですよね。
今やっているアルバイトに近い職業はないだろうか?
本当に考えていること…
「資格取得とか、勉強とか面倒だから、努力しなくてもできる仕事はないだろうか?」
これに尽きると思うんですよね。
でも、この考え方は就活する際にも影響力を発揮します。
就職先を決めるにしても、「ここなら人気なさそうだし、自分でも受かりそうだから受けてみよう!」って自分のレベルを下げて受けてきます。
結果、クソブラックな企業で辞めちゃうんですよね。
ぼくも散々やってきたですし今もやっちゃうことことですが、「楽」で選択する人生って良くないですよ。
それなりの暮らしで一生フリーターでも良い?
最低限の稼ぎで最低限の暮らしができれば良い
って人もいるかと思いますが、思い通りにいかないのは人生ってものです。
かつて、フリーター=勝ち組って言われていた時代から非正規を続けた人は、30代を超え現在中年フリーターと呼ばれています。周りは家族持ち、出世していくし、フリーター仲間のほとんどが正社員になり孤立しています。
また「女には結婚という切り札があるから!」と結婚就職を狙っている女性フリーターも結婚できずに悲惨、結婚できても離婚したい。。。といろんな悩みを持っているものです。
年齢を重ねることで世間から許されない領域に踏み込んで行きます。いつも問題が起きてから、社会保障やお金が必要になり「世の中舐めてた…」と気づかされるものなんですよね。
失った後に気づくことってありませんでしたか?同じように20代後半から周りを見てヒシヒシを感じてくるようになってきました。
なので、どこかで現実的ではない部分が表面化されてきます。
やるなら目的を持ってフリーターになろう
多少なりにアルバイトをしているので、仕事の辛さや楽しさって知っているかと思うんですよね。
アルバイトを始めた当初だと新しい発見、小さいながらも成長する自分を感じたのではないでしょうか?
マクドナルド創業者のレイ・クロックの名言に次のようなものがあります。
若葉であるかぎり、あなたは成長の最中にある。熟した途端に、後退が始まっている
参考成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)
今しているアルバイトでも良くも悪くも『慣れてしまった』状態なので枯れていくばかりなんですよね。
冒頭で紹介した日本一周をやり遂げた方に比べると、フリーターをやっている目的ってないんじゃないでしょうか。
毎日ダラダラと1日を消耗していませんか?
目的を持ってフリーターをやるなら良いのでしょうが、目的がなければとりあえず正社員をやっておく方が良いです。
やりたいことを見つけるために就職しよう
実際に脱フリーターを目指すにしてもやりたいことってわからないかと思います。
僕も「とにかく正社員!」と焦って過去2回失敗しました。
なので自分一人で決めていくことには限界があるんですよね。
そんな悩みを解決してくれるのが「フリーター向けの就職エージェント」です。
就職エージェント(人材紹介会社)とは、人材を募集している企業と就職活動をしている求職者(フリーター)の橋渡しをしている会社のことを言います。
就職エージェントでは、就職に関する悩み相談を実施したり、『自分の好きなこと、苦手なこと、やってみたいこと』などからどんな向いている仕事を一緒に見つけるお手伝いをしてくれます。
僕もお金のための就職でしかなかったのですが、担当の方の話からいろんな可能性を見つけたのも事実です。今こうして記事を書いているのもその時の言葉があったからです。
もしかしたら興味の出る仕事に出会えるかもしれないので、実際に話してみると良いですよ。
就職サイトはこちらフリーターにおすすめの就職サイト
まとめ
「楽だからフリーターでも良いやー」ってなった人間なので、マインドの切り替えに苦労しました。
ここまで記事を読んでくれた方は、どこかで一生フリーターなんて無理って気づいているんじゃないでしょうか?
でもなんとかならないかなーって淡い期待を抱いているかと思いますが、楽な方を選択しても良かった試しがないです。
好きなことだったら続けられるので、正社員になるってよりも興味を持てることを見つけるのが先じゃないかなーと思います。
人生で一番若い瞬間は今です。この機会を逃すと次はもっと動きにくくなりますよー!ぜひ第一歩を踏み出して見てください。