フリーターの平均年収は150万なんて言われています。月収にすると125,000円。
ぼくも飲食店でアルバイトをしていたときはもう少しあったかと思います。バイトながら役職があって、時給は上がったし、時間数は増えた。でも、給料日前はかカツカツ。
今回はフリーターの月収は一体いくらなのか。生活できるのか。実体験からフリーターの姿をお話ししようと思います。
フリーターの月収っていくらなの?
平均125000円らしいのですが、ぼくの場合は15万円もらっていました。
飲食店で時給950円。週2日休みの8時間。週に40時間働いていたのでフルシフト。
比べてみると多いですね。ただ、飲食店のバイトって暇なら時間カットがあります。
特にプロモーション商品によっては売れない期間もあるから、当日になって8時間が4時間に減らされることもありますし。前日になってここ休みでもいいかな?って言われるし。
月収って固定じゃなてくてかなり変動がありましたね。
給料を増やす方法
給料を増やす方法は
- 時給を上げる
- 時間数を増やす
- 副業をする
こんなところを考えました。
時給はいくら上がるのか?
ぼくの場合は1年目10円。2年目30円。
全然上がっていません!
増えた金額は平均160時間働いていたので、
- 1年目:1600円
- 2年目:4800円
もう、終わっていますよね。
1年目って税金のこと全く知らずにいましたから、住民税が引かれるようになってからさらに手取りが持って行かれて結局プラマイゼロ。
時間数を増やす
時間数を増やすって言っても8時間以上働けば残業になるので同じところでは働けません。
一度掛け持ちバイトもやってみましたが、体力的に無理です。
1日8時間働いた後に別の場所に行って働くってしんどいです。
移動時間もあるし、8時間動き回ってから別の場所って22歳のときでもきつかったです。今やれて言われたら無理です。
寝る時間を削れば免疫力も下がって体調崩すし、すぐに掛け持ちはやめました。
副業はどうなの?
フリーターで副業って、やろうとしても技術なし、知識なしで本を読んでやろうとしても資本が必要だし、なんだか難しそう。軌道にのるまで0円って…もう一つバイト増やした方がいいって思いましたね。
手軽な株に手を出してみました。
デイトレーダーってやつで1日1万儲けられたら月30万いけるじゃんって。なけなしの10万をつぎ込んで1ヶ月で1万なりました。
手軽にお金が手に入ることなんてありません。
フリーターの月収で生活できるの?
それで本題。フリーターの月収で生活できるの?ってやつです。
フリーターをやっていた時代は実家暮らしでした。実家には月3万円程度入れていました。
車なし。移動手段は自転車。昼ご飯はコンビニや吉野家でワンコイン以内。飲み物は自宅で入れたコーヒーをタンブラーに入れて持っていくような生活と、かなり節約していました。
それでも自己投資として本を買ったり、遊びに行ったりしていたので給料日前にはカツカツの状態となっていました。
するとですね、給料が入る(25日)→2日後にはクレジットカードの引き落とし(27日)ということが起きてくるわけですよ。
常に現金が手元にない。クレジットカードを使って買い物、給料日→引き落としの繰り返し。
振り返ってみても、当時のような暮らしは嫌ですし、一人暮らしはまず無理だろうなーと思います。
フリーターの月収だと不安しかない
フリーターの月収だと、上がる見込みもなければ、働ける時間数を確保できません。
それなら、時間数を増やすか!バイト掛け持ちでやれば!!と思っても1日24時間しかないし、ずっと働き続けるのってどうなの?と思いますよね。
年金も滞納していて将来不安だし、そのうち財産の差し押さえがあるんじゃないかってビクビクしていました。
年金の未納者に厳しくなってきましたし、同じような方はいるのではないでしょうか?
厚生労働省と日本年金機構は国民年金保険料の未納対策を強化する。年間所得が300万円以上ある場合に財産を差し押さえる強制徴収の基準を「13カ月以上の未納」から「7カ月以上」へ2018年度から広げる
それこそ働く時間数が増えたから健康保険に入れましたが、結局手取りは少なくなって生活費が減りました。副業でお金を増やすにも技術・知識なし。
インフルエンザとか病気で行けない日が5日あれば、35,000円給料が減ります。
ずっと、こんな感じでしたよ。フリーター生活って不安でしたよ。『クレジットカードの支払いができない。でも、リボに手を出すのは絶対イヤ。』って思いながら、寝ていましたから。
それくらいの頃から、正社員と同じ時間数を働いているならフリーターのままってすごく損だなーって思い始めました。
だって、同じ時間働いても給料(特にボーナス!)も待遇も全然違う。それなら…正社員を目指した方がいいんじゃないかと何度も考えましたから。
20代はフリーター専門の就活サイトがある
不安な日々が続いていたので、ぼくはとりあえず就職をしました。
脱フリーターを試みた時には、フリーター向けの就職サイトの存在を知りませんでした。ハローワークに通い見事にブラック企業に就職を決めました。正社員になるんじゃなかった…と何度も思いましたね。
でも、失敗を経て就職エージェントに出会ってからは就活が変わりました。コンサルタントの方が親身に相談に乗ってくれて、モヤモヤしていたキャリアの方向性を絞ることができました。
昔とは違って今は、フリーター専門の就職サイトが増えてきました。有名どころでは言えばハタラクティブや就職shop。こちらの就職エージェントは利用者の半数が正社員未経験の20代です。
登録や相談は無料で行なっているんですよね。
どうして無料なの?と疑問を持たれる方は『フリーター・既卒は人材紹介会社を使った就職が一番おすすめ』にて詳しく解説しているので一読してみてください。
飲食店でしか働いたことがなくても大丈夫でした。年収を上げると決意したなら、相談することをおすすめします。
まとめ!フリーターの月収では生活できるが危険!
フリーターの月収では生活できないことないです。
ぼくは節約していたと言っても、遊びにも行っていましたし、本やCDなど余計な物を買っていましたから。
ただ、フリーターの立場だと売り上げが悪ければ時間数は減らされますし、働く日数を減らされる可能性もあります。その度に多くの店舗にヘルプに行ったり、ダブルワークをするのも大変じゃないかと思います。
30代に突入すると正社員へのハードルが上がります。できることなら20代のうちに正社員になって生活基盤を固めておきましょう。